日曜日の感想

今日は忙しい日でした。早朝からのトウモロコシの選別と販売。予約のお客さまにトウモロコシをお渡し後も結構な数が残っていました。今日のような休日は、まったく数が読めないのです。予約のお客様分は確実に確保するとして、飛び込みのお客様に「ありません」とは言いたくない私。それで、いつも余分を取ってもらいます。(早朝から畑で収穫するのは、コウジョウチョウの管轄なのです。私は待ち構えてて、選別したり販売したりするのが担当です)。しかし、これって、ひとつまちがうと、飛び込みのお客様が、なかなかいらっしゃらない日は、いつまでも私も仕事が終われないんですよね。休日だから事務所には私の他に誰もいないので、1人で事務仕事をしながら、誰か来てくださらないかな、と待つこともあります。でも、おかげさまで、うちのトウモロコシに、昼過ぎまで「お茶をひく子」たちはいません。今日は、知り合いの社長が、「休日ぐらい早く仕事を終われよ」と言って、あるだけのトウモロコシを全部買ってくださいました。「おいしいから、うちの従業員たちに食べさせてやろう」という社長の心意気が大好きです。
異業種の農業進出の利点として、知り合いが多いことがあります。うちも、もう一つの仕事の方の取引先や関係者の方が贔屓にしてくださり、この季節だとお中元などに利用してもらえます。小さい企業は小さいなりに、この世知辛い時代にも義理人情を貫き通す気構えみたいなものを感じているこの頃です。