画像は「恋人」という品種です。このブドウに対する評価が当農園のスタッフの中で

分かれてます。このブドウ、欠点は房にならない。どれだけがんばって房づくりをきれいにしようとしても、粒と軸に意思があるかのように、勝手きままに生育します。普通のブドウなら粒間引きの作業をすると、それなりに上手くまとまって房になってくれますが、恋人はダメ。画像のごとく歯こぼれしているようになったり、横に張ってみたり・・・おまけに、このブドウは生育の強さが大で、何回枝を切ったり、副梢を切ったりしても、すぐに「ジャングル」状態になりたがる。栽培する側からすると、本当に扱いにくい品種です。でも、でも、ですが、味がおいしい。特に今の時期は「甘酸っぱい」味で、

「恋人」とは甘酸っぱいものよ、単に甘いだけのものではないのよ、と「?！」の解説に納得できるような味です。来年はこの品種は「切ろう」「いや、この味は捨てがたい、残そう」と従業員の意見がわかれている品種です。直売所で、この品種を買われて方にお願いです。機会があったら是非、感想を教えてくださいね。ちなみに、私はこのタイトルでご理解いただけるように「残す」派の筆頭です。

この品種が収穫できる前は、他の従業員は「切る」派だったのですが、最近、これを試食したスタッフから「寝返り」がでてきてますので、少し心強い。もし、食べられた方から「残して、おいしい」という声をいただければ完璧(笑)。なんといっても、お客様の声が一番強いのです。

内容の画像もなく、1箱１万円の「吉備セット」。これ、注文して大丈夫?という皆さまのご不安を感じて、何回か内容を公開させていただきます。「吉備セット」をつくったのは、普通のセットものに入りきらない規格外の大きさや、珍しいものをセットにすれば、それはそれで喜んでくださる方がいるのではないか、という思いからです。

今回のセット内容は「雄宝・響・ゴールドフィンガー」です。後から画像をだしますが、今年の「響」はファームの栽培史上で最大の粒の大きさになっています。「響ちゃん、どうしたの?」と聞きたいぐらいです。当然、嵩が高いので、上げ蓋して発送します。「雄宝」はいつもの大きさです。この発送は

こ依頼主さまが「とにかく相手をびっくりさせたい」ということでご注文いただいた方にいきます。

申し訳ありません。明日も営業予定でしたが、今日の収穫分が全部なくなりました。「頭カット」も終了間際の状態です。現在、ほとんど完売状態なので、とても明日まで残るものはありません。

どんどん営業期間が短くなり、申し訳ありません。当初はきちんと計算して８月１８日ぐらいまで収穫できる予定で、８月１６日を終了の日にしていたのですが、猛暑・日照り・戻り梅雨・猛暑・日照りという天候不順の中、どんどん収穫が早くなりました。こんなことは、実は今までで初めてです。

申し訳ありませんが、本日の完売をもって本年度のトウモロコシの直売は終了させていただきます。

皆さま、今年も本当にありがとうございました。