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 現在、超多忙期。農繁期というのがこんなにも忙しいものかと、毎日、毎日、ビタミン剤を飲みながらかんばっています。もっとも、この忙しさは、どんな作物を栽培するかと、どんな農業経営を考えているかで変化してくる忙しさです。
 私のぶどうのお師匠さんの一人に電話をすると、この繁忙期に「仕事は夕方5時まで、土日は休み」と言われてます。「そんなのありですか」と思わず言うと「その為に百姓やってんでしょうが」という返事。ちなみに我が農園の仕事は朝の5時から始まります。夜は遅い時は7時ぐらいまで。私は事務所に帰ってからも雑多な仕事が待っています。要領が悪いのかと、つくづく反省。でも反省している暇もないので、とにかく仕事をする毎日です。
ブドウの摘粒、トウモロコシの雄穂切り、ジャガイモの収穫と、毎日がまったなし。「晴耕雨読」なんて夢のまた夢。雨の日もハウス等の仕事がつかえてます。でも、それでもやっていけるのは、やはり毎日、毎日、大きくなっていく作物の姿を目にするからです。高齢者の農家の人が、体が続かないからもう止めると言いながらも、毎年、ブドウをつくってしまうのは、日々、大きくなっていく姿、変化していく姿に楽しみがあるからだと、つくづく感じている昨今です。めざせ75歳まで現役。(うちの農園の横の圃場の方は90現役ですが)