穂切りをしています。
雨の合間をみて、トウモロコシの穂切りをしています。トウモロコシの一番上についている「花」のようなものは雄穂です。この役目は花粉を飛ばして、下からでてくる雌穂に受粉させて「実」をつくることです。
雄穂の役目は受粉が終了した段階で終わりです。この雄穂は虫に狙われやすく、ここから虫に侵入されたりもします。ですから、農薬使用を抑えるためには、受粉の終わった雄穂は順次
切っていきます。受粉の時期は、水分が必要なので、梅雨はありがたいのですが、梅雨の時は当然ながら、圃場の足下が非常に悪いのです。
梅雨の合間の作業は、雨と戦い、足下の悪さと戦い、そして虫との戦いでもあります。