雨、雨、雨

 本当によく降ります、この雨。私たちのところでは、7月23日の保育園の行事以降、雨の降らない日はありません。おかけで、とうもろこしの成長がはかばかしくないので、お盆のときに最盛期を迎えるはずだった「とうもろこし出荷計画」は大誤算。あーあ、雨がうらめしい!
 雨で唯一良いことは、「お風呂」のときに恐縮しなくていいことぐらい。我が家のお風呂は、新築したときが子供3人、大人2人の構成だったもので、広いスペースの湯船にしています。そのときは、大人が子供をお風呂にいれなければならないような年齢だったので、お風呂の広さはありがたかったし、必要性が高かったので、何も思わずにすみました。ところが、子供たちが大きくなり、進学のため、一人減り、二人減りになってくると、この広い湯船を2人だけで使用したときの「水」がもったいないような、また申し訳ないような気持ちになってきていました。
もちろん、お風呂に入らないという選択肢はないのですが、でも、シャワーの方が水の使用が少なくていいかな、と思ったりしていました。でも、疲れている時は湯船にゆったりとつかりたいものです。そのときに、家人の配慮で、「今日はシャワーにしよう」とか言われると、カチンとくるんですよね。「私の唯一のぜいたくを」というと、「環境のためだ」とか言われたりして・・・・理論的には正しくても、状況的には納得できない正しさというやつで、口論になったことも。(我が家の口論はお互いに疲れていないときにするという条件がつきます。そのせいか最近、口論することはほとんどありません。年をとって穏やかになったというより、疲れてその元気がないというのが実情)
 しかし、今年は誰はばかることなく水をじゃんじゃん使用できる、と思っていたら、高額の上下水道代がその障害に。今の悩みは「水問題」は解決したけれど、温泉に行ったと思ったら「安いものだ」と考えるか、それとも「ぜいたく」と考えるか、です。我ながら、なんと庶民的な悩みよ、と思いますが、地に足のついた生活なんてこんなものだ、と思っています。