今日でお別れでした。
嫌がる「彼」を皆でトラックの荷台に押し上げました。
はい、今日はうちのかわいい子牛の「秋男」君を、明日の子牛市に備えて連れて行ってもらいました。
家族(母牛、叔母牛、妹分の牛)たちと別れ、
明日の市で肥育農家さんに購入される予定です。
1円でも高い値段がついてほしいと皆で願っています。高かったら、お金もむろんですが、やはり高いものは粗末には扱われず、大事にしてもらえるのではないかという親心。
秋男が肥育農家さんが購入する子牛の中で一番高額でありますようにと祈ります。他の子牛には悪いけど、一番高い牛ならやはり大切にしてもらえるから・・・。
搬入のトラックが入り、男性が数名現れると、
妹分の牛の秋子が興奮して走りまわりました。
親牛が怒るかな、と思ったのですが、親牛は遠くから見守り、悲しげに鳴くばかり。それもそれで辛いです。
残る三頭の牛が見つめる中、秋男君は、トラックに乗せられて行ってしまいました。
でも、もう二度と牛肉なんて食べない、と言えない私は業の深い人間です