なつこが母になりました。

放牧中の牛の「なつこ」が８日に「女の子」を出産しました。初めての出産にもかかわらず、予定日どおりで、赤ちゃんも大きいそうです(まだ、見に行けていない)　例によって、朝、行ってみたら「なつこ」のそばに黒い小さな物体がいた、です。　でも、赤ちゃん牛は草の中にうずくまって、「なつこ」は離れてしまうで、「育児放棄か?」と心配しました。

というのも、「なつこ」は生後４か月で母牛の「あかり」が死亡し、母牛から十分な愛情を注いでもらっていないので、自分がいざ母になったときには大丈夫かと心配していました。でも、さすがに「あかり」の子です。「あかり」は寛容な優しい母牛だったので、「なつこ」の姉牛の「ふゆこ」(２年前にあかりが出産していたメス)が、母牛にかわって「なつこ」の面倒をみるという、感涙もののドラマを展開して「なつこ」は初めての冬の寒さを乗り切りました。そして、「ふゆこ」の愛情のおかげが、育児放棄かと心配していた「なつこ」ですが、初めてにもかかわらず、りっぱに授乳をし育児をしています。おかげで仔牛は人生(牛生?)最初の数日をスクスクと育っているようです。

もうすぐ、「ふゆこ」と「あきこ」も出産します。

画像は「なつこ」が生まれて、母牛といるときのものです。