トウモロコシの出荷開始
22日からとうもろこしの出荷が始まりました。うちの農園の場合、個人のお客様が対象の直売です。家庭用や贈答用に、買い求められます。と、いうような文章は「お知らせ」で書きましょう。ここでは裏話を。なんと私、ここ最近、朝は5時前起床で、息子と旦那の朝食とお弁当の用意をして、6時過ぎには出勤です。そして、そのまま出荷作業に突入して、その後、伝票整理や翌日の出荷の準備をしていたら、帰宅は夜の11時過ぎ。ある会議に出席した時、京大の大学院の人が、田舎は時間がゆったりと流れるイメージを持っていたが、援農で桃農家の出荷を手伝ってそれが大きな誤解だったとわかった、と発言してました。そう、そうなのです。今の農業は「その日の朝どり」が喜ばれるので、店頭に10時に並ばせようと思ったら、農家の出荷作業は日の出とともに、なのです。昔の農家は、涼しいうちに働いて、暑い昼は昼寝なぞしていましたが、今の農家は昼とて仕事があります。汗だくになってせっせと働いて、じっと手をみるような生活です。今の私の唯一の心のささえは、とうもろこしを「おいしい」と言ってもらえることかな。