第一陣 穂切完了
先日、花穂を二分の一にしていた圃場の残りの花穂を切除しました。 当農園では「全切り」と …
自然の恵みいっぱいのフルーツと野菜
今年のトウモロコシの播種は、すべてアグリネット加賀(就労継続支援A型)の利用者さんと職員に委託しました。
約15万本のトウモロコシの種を10回にわけて播種しました。最初は職業指導員と生活指導員の職員に教えてもらいながらでしたが、後半になると
「できる、できる」と言いながらやってくれていました。
今年のおすすめは、ドルチェ・ヘブンという新品種です。実は昨年も少し栽培したのですが、少しだったため、大好評にもかかわらず、買っていただけないお客様が多くいました。
今年はその反省もこめて6万本分の種を入手しました。 今年は、実はこのヘブンの種は種の採取に失敗したとかで、入手が難しかったのですが、おかげ様でなんてか計画本数は手にいれました。
ヘブン6万本・味来7万本・ピクニック2万本が皆様をお待ちしています。(とはいえ、発芽率、定植率とかで計算していくと約10万本程度が生育中です)
アグリネットの利用者さんも、「たべたことがない 」とのことで試食を非常に楽しみにしてくれています。
「トウモロコシ食べるために、これしよう」と言いながら、アグリネット加賀の人たちも活躍してくれています。
長かった土木作業がとりあえず終了しました。ここは、今年と来年にかけて直売所の施設等をつくる予定の場所です。
以前の借主さんが、林業の方だったので、もう使用しないからということで、木をたくさん置いていってくれました。おかげで材料はあります。
また、後日報告しますがキィウィの棚なんて
家の土台みたい(笑)有効利用の結果です。(笑)
私の願望はここに、冬の剪定したぶどうの枝を燃料にみんなで集まれる「ピサ゜窯」をつくること。
もちろん、私にはその実際につくる能力はないのですが、暇をみつくろっては周囲に「つくりたい、作りたい」と念仏のごとく言い続け洗脳します。そうすると、またピサ゜窯ができることでしょう。
冬からずっと土木工事をしてます。その勢いは農業生産法人を廃業して、土建屋さんになるか、というぐらい(笑)
というのも、この春はまた農地集積が進み、いっきに3ha近い面積が増えました。が、そこは中山間地域の悲しさ、農地としてすぐに使用できるものは少ないのです(田を預かるので、畑にするためには暗渠が必要だったり、もう何年か使用していない田の場合、草刈りや石拾い、暗渠、きわめつけは、もう何十年も放棄されてて雑木林化しているものなど)
もちろん、そのまま放置するという選択肢もあるのですが、それをするとますます近隣農地の荒廃が進んでしまいます。
なんとか活用しようと思うと、基盤整理とまではいかないものの、畑として活用できるような最低限の条件の土地にする必要があります。
で、土木工事の出番となるわけです。
手前みそですが、うちの場合、大型重機を使いこなす人間がいるので、まだいいのですが、普通の農家では難しいと思います。
でも、早く、なんとかしないと、中山間地域の農業は衰退を通り越して、荒廃の一途です。
民間の微力ではどうにもならないのですが・・・