今日、ぶどうのお師匠さんの所に行ってきました
今日は私のぶどう栽培のお師匠さんの所に行ってきました。不肖未熟な私には、ぶどうに関してはお二人、「師匠」と仰ぐ方たちがいます。
ぶどうは奥の深い果樹で、栽培すればするほど、はまっていきます。
岡山県はピオーネの栽培面積が日本一です。
私たちのところにも、産地として組合、共同出荷場、出荷システム、補助金等々、産地ならでの「便宜」をはかってくれるものが多々あります。それなら、そのシステムにのっかっていればいいものを、そこは持って生まれた「天の邪鬼」体質。ついつい、ピオーネ以外のものも栽培してみたくなります。が、好奇心はあれど栽培技術がわからない私としては、どなたか教えを乞えるお方が必要でした。そこで、がむしゃらに動きまわった結果後進の為に、ご自分が今まで培ってきた栽培技術のあれこれを教えてやろう、という方たちをみつけだしました。こういう善意の方たちの存在こそが、日本の農業技術が世界に冠するものになっていった要因だと思います。
最近、私は「天山」という巨大ブドウの存在を知り、有頂天になって苗を求めました。しかし、かなり高額で求めたものの、栽培が難しそうな品種に怖じ気を感じ、私はこの苗をお師匠さんのところに持っていく計画をたてました。まず、お師匠さんに栽培してもらって、品種の短所、長所、癖などを見抜いてもらってから、私が栽培しようと・・・・・
私にしてみれば、最新の情報ゆえ、お師匠さんたちも「天山」の存在は知らず、喜んでもらえるのではないかと・・・・・が、やはり私は所詮、未熟ものでした。今日、お師匠さんのところに行って圃場に入ってみれば、見たこともないような巨大なブドウがぶら下がっているではありませんか。「もしかして、これ、天山ですか?」と私。「うん」とお師匠さん。家族、友人たちにも試食させて、この巨大さを共に感嘆しようと購入させてもらって帰った次第です。