胸は父親似。
主婦歴20年前後の「熟女」ばかりが集まり「じゃがパーティー」をしました。いろいろな品種のジャガイモを使用して料理をつくり、それを料理が好きなベテラン主婦の友人たちに食べてもらって意見を聞く会です。
「熟女」6人が拙宅に夜、「料理と飲み物」持参で集合し、食べてしゃべって、食べてしゃべっての会でした。話題がころころ変わっていく中で、昔なつかし子供たちが赤ちゃんだった頃の話になったときです。
今はスリムな友人が、昔の授乳期にはそれなりにあった(何がとは聞かないで)という話になり、その続きとして「今は胸は父親似だけどね」と続けたのです。さらっとなんでもないようにその言葉がでできて、まるで、「私、目元は母親似なのよ」と同じ調子で言うのです。皆、コンマ1ぐらいの間があき、その後、大爆笑。同じく超スリム体系な友人は「私、その言葉、もらったわ」と大うけ。
それぞれの夫たちが「恐ろしくて近付けない会」ですが、でも、解散して帰る段になると、夜中にもかかわらず旦那様たちの迎えがあるのです。私が住んでいるところは、田舎で人口の少ないところですが、子育て中に友人になった人たちとは、子育てが一段落したら、今度は「ストレス解消仲間」になりました。
ちなみに、「熟女」たちに評判のよかったのは「インカのめざめ」という品種でした。ジャガイモのお好み焼きは時間がなく作れませんでしたが、そのかわり、ジャガイモのスープをつくりました。暑い日だったので、氷をいれて冷たくしましたが、熱くてもおいしい味だよという意見ももらいました。
作り方は、超シンプル。デンプン率の高いジャガイモをすりおろして、それに水を加える。火にかける。熱くなってドロドロしてくるのに味をつける(コンソメでも鳥がらスープの素でも、塩コショーでも)。卵一個をいれてかき混ぜる。以上で終わり。所要時間5分以内です。
今日、じゃがパーティーするので忙しいのよ、と言った私にジャガイモの「お師匠」が教えてくれたシンプル料理です。