月: 2009年8月

しばしの休憩

しばしの休憩

 トウモロコシの出荷が終了し、今度はブドウの出荷が始まりますが、今はちょうどその切れ目の時 

涼玉終了です。

涼玉終了です。

 今年はわがファームにはいろいろなブドウが育っています。画像は「涼玉」というブドウです。販 

もうすぐブドウ販売開始です。

もうすぐブドウ販売開始です。

 「今年の夏は記録的な長雨と日照不足で」というこの言葉、あちらこちらで言ったし、書きました。そのおかげで、今、スーパーでは野菜がめちゃくちゃ高い。でも、それで農家の人が潤っているかというとそれは別問題です。だって、商品として流通にのせる野菜の収穫量が激減しているのだから、二割、三割増の価格をつけてもらっても、全体の売り上げとしては減少しますよね。
 その中で、不思議なのが、私たちの近くの直売所。これはいつまでも安い。スーパーで北海道産のジャガイモが一袋230円で、直売所では100円前後。直売所にお客さんを集めるのには貢献するでしょうが、農業を専業としている人たちにとっては、「悩み」かも。
 やはり、専業で農業をする人たちに求められるのは、自分たちの農作物をどこが「適正価格」「再生可能価格」で買ってくれるのかの情報を収集していくことだと痛感しました。
 ともあれ、今年のわがファームのとうもろこしの直売は終了です。今年は7月15日から直売所をオープンさせて、後半で生育不足の影響がでてくるまで、ほとんど毎日、営業いたしました。来てくださったお客様には大感謝です。毎年のお得意さまもいるし、今年からのご新規さんもいらっしゃいます。今年の大きな特徴は、お客様が送ってくださったその先の方がまた、どなたかに送ってくださるという「輪」でした。これは毎年のことなのですが、でもその中で特に今年はその「輪」の広がりを強く感じました。そして、その電話をいただくのはとても嬉しく励まされるものでした。
 トウモロコシ終了、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
 そして、もうすぐ、今度はブドウの販売が始まります。こちらもよろしくお願いします。今年の我がファームのぶどうは、初夏に仕事が遅かったため、屋根のビニールをとっていなかったのが幸いして、葉も病気等には負けていません。そして、今時期に日照が回復しましたので、糖度がのったものができるはずと期待しています。

本日でとうもろこしは終了しました。

本日でとうもろこしは終了しました。

 本日で、トウモロコシの直売は終了いたしました。ありがとうございました。 本日最後の作業光 

本年度の学生さん

本年度の学生さん

 本年度も国土交通省の「若者の田舎体験交流事業」で大学生2人を受け入れました。とてもまじめ 

雨、雨、雨

雨、雨、雨

 本当によく降ります、この雨。私たちのところでは、7月23日の保育園の行事以降、雨の降らない日はありません。おかけで、とうもろこしの成長がはかばかしくないので、お盆のときに最盛期を迎えるはずだった「とうもろこし出荷計画」は大誤算。あーあ、雨がうらめしい!
 雨で唯一良いことは、「お風呂」のときに恐縮しなくていいことぐらい。我が家のお風呂は、新築したときが子供3人、大人2人の構成だったもので、広いスペースの湯船にしています。そのときは、大人が子供をお風呂にいれなければならないような年齢だったので、お風呂の広さはありがたかったし、必要性が高かったので、何も思わずにすみました。ところが、子供たちが大きくなり、進学のため、一人減り、二人減りになってくると、この広い湯船を2人だけで使用したときの「水」がもったいないような、また申し訳ないような気持ちになってきていました。
もちろん、お風呂に入らないという選択肢はないのですが、でも、シャワーの方が水の使用が少なくていいかな、と思ったりしていました。でも、疲れている時は湯船にゆったりとつかりたいものです。そのときに、家人の配慮で、「今日はシャワーにしよう」とか言われると、カチンとくるんですよね。「私の唯一のぜいたくを」というと、「環境のためだ」とか言われたりして・・・・理論的には正しくても、状況的には納得できない正しさというやつで、口論になったことも。(我が家の口論はお互いに疲れていないときにするという条件がつきます。そのせいか最近、口論することはほとんどありません。年をとって穏やかになったというより、疲れてその元気がないというのが実情)
 しかし、今年は誰はばかることなく水をじゃんじゃん使用できる、と思っていたら、高額の上下水道代がその障害に。今の悩みは「水問題」は解決したけれど、温泉に行ったと思ったら「安いものだ」と考えるか、それとも「ぜいたく」と考えるか、です。我ながら、なんと庶民的な悩みよ、と思いますが、地に足のついた生活なんてこんなものだ、と思っています。