大阪で農業学校
本当に農業をとりまく世の中の雰囲気が変わったな、と思いました。
先日、友人の依頼で新大阪の駅近くのビルの中で開催されている「農業学校」に特別講師で行ってきました。
これは、ハローワークの職業訓練のひとつに、新しく「農業実践科」というのができ、その訓練講座の中で「現役農家」の話ということで招聘された次第です。
家人は心配して、「六時間も話すことがあるのか?」と言っていましたが、「六時間では話したりない」ぐらいでした。
みなさん、農業に関心があるということで熱心に受講してくださいました。
でも、何より私が興味深かったのは、新大阪の駅近くのビルの一室で「農業実践」の講座をやっているというその事実、状況です。
「時代は変化しているのねー」と改めて思いました。
現在の農業をとりまくさまざまなことについては、学者、政治家、農家等々、いろいろな人がいろいろな意見をもっています。
でも、皆の一致した意見は、自分の国の国民の食料は可能な限り自国でつくらなくてはならないということではないでしょうか。
将来の食料危機・・・
いずれ近い将来、食料と水があらたな紛争の種になるでしょう。
その時まで、わが農園が継続していればいいのですが。