販売開始
年末に掘ったジャガイモとしいたけの商品化ができました。本日、早速、賀陽道の駅と青空市に出 …
自然の恵みいっぱいのフルーツと野菜
国産は「安全・安心」とよく言われますが、
その根拠は?って思いませんか。
わが農園では、日ごろから農薬や肥料の安全性について、勉強を重ねています。
農薬はに日進月歩。昔から「化学」と名のつくものは大嫌いでした。よもや、大人になってこんなに「化学記号」や成分という言葉を頻繁に使用することになろうとは・・・
苦手であろうと何であろうと、やることはやる!ということで、岡山県の農薬管理指導員の認定を受けました。
そして、蛇足ですが、私の「農薬」の先生は住友化学のお客様相談室の方です。会員になっておくと、農薬の成分や使用方法、疑問など丁寧に指導してくださいます。農薬メーカーの専門家に直接質問できるので、私はしばしば利用させていただいています。●●さん、いつもありがとうございます。
12月9日と10日の両日、つくばの農業環境技術研究所での交流会に参加してきました。
私は今回「中山間の農業」についての発表をさせていただきました。今回は研究所の事務局の方の試みで、私たち実践者の発表と、それに対しての研究者の方の発表を交互にするように
されていました。
私の後から発表された研究者の方の内容は
地図から読む東京の農地の歴史的変遷でした。
とても興味深い内容でしたが、特に私が関心をもったのは、江戸時代にすでに、江戸郊外の農村では、一戸あたりの農家に対して、2町の水田や畑、草林が与えられていたことです。
当時の最大の消費地「江戸」に対して近隣の農家が供給体制を築いていたわけです。
そして、この体制があったからこそ、19世紀の江戸は世界にもまれな「完全エコ都市」でした。
この供給システムを作ったのが、当時のお殿様の「柳沢吉保」ということでした。
歴史の本やテレビではとかく、私利私欲の権力亡者のように扱われていますが、なかなかの
名君だったようです。
やはり歴史は権力者の側から書かれるもの。
経済や農業の視点から歴史を編纂すると、歴史上の人物評価はがらりと変わってくるかもしれません。
先日、広島の知人の農園を視察してきました。知人の義父母、知人夫婦、息子夫婦と三代にわたって仲良く農業をしている農園です。
先見の明と企画力にすぐれた「篤農家」というのは、収益も上々です。そして、家族から農業の「楽しさ」を聞いて育つと後継者も育つのだな、ということを実感しました。
後継者の息子さんも好青年で、アイデアと実践力に恵まれています。たのもしくうらやましく思いました。