ブロッコリー嫌い!
先日から放牧場がかわりました。より、ふれあいができる場所です。 ということで(?!)早 …
自然の恵みいっぱいのフルーツと野菜
この畑のキャベツノの収穫はこれが最後です。
この畑は排水が悪くて、作物が育ちにくいので
明渠をいれる予定にしています。
で、明渠を掘るための機械がすぐそばに待機していて、その直前の作業です。
まだ寒くて成長もままならない状態なのですが
仕方ありません。
安くして直売所にもっていきます。
毎年のことながら、今年もやっています「土木工事」。大型機械をリースしてオペレーターにきてもらって、ファームから人員を割いて・・・。
まあ、確かに今後のことを考えると「排水対策」はやらざる得ないのですが、「痛い!」 懐に「痛い」。なにしろ全額自腹ですから。
常に思うことながら、国の農政の根本は平野の農業が基本です。農地拡大もそう。意欲のある農家が積極的に・・・が基本姿勢です。
でもね、中山間地域では、誰かが預からないと「放棄地」が増え、生活環境そのものを脅かすようになるのです。
草ぼうぼうの空き地が広がると、朝、起きると
猪が庭を散歩してたり、狸が家に侵入したりがあるのです。
だから、というわけではないのですが、「預かって」と言われると基本的にはNOと言いません。が、排水の悪いところは、のちのちのことを考えて排水工事をせざる得ないのです。
今年もしてますよ、土木工事。はい、泣きながら・・・。
昨日、厚かましくも東京で画像の研修会で、講演をさせていただきました。
参加者は北海道から沖縄までの女性農業委員のそれぞれの県の代表の方たち、約170名でした。
いわは農業の大先輩方を相手に「講師」をさせていただいたわけですから、我ながら厚かましさに穴があったら入りたい(なかったら掘ってでもはいりたい)心境でした。
この無謀ともいえる件を引き受けたのは、ひとえに、今の農政が平野中心で、中山間地域で農業を営んでいるもののことは配慮していないいう思いを、東京で訴えたいからでした。
中山間地域の農家は規模が小さく、中央まででかけて行って、自分たちがおかれている現状を具体的に説明する機会はなかなかありません。
大型化での効率だのといわれても、中山間地域の農業にはあてはまらないことが多く、かえって反対になる事例も多く、そのあたりを全国の「仲間」に説明し、理解して欲しかったのです。
とはいえ、冷や汗ものの体験でした。
昨日、私の「講演」を聞いてくださった方には、一人一人に御礼と謝罪をしたい気持ちです。