穂切りの時期到来
農薬を減らしてトウモロコシを栽培するためには、いろいろ手をかける必要があります。 今回 …
自然の恵みいっぱいのフルーツと野菜
過日、吉備中央町でぶどう講演会を開催しました。
山梨県から、今、生食用ぶどうの新品種育成で、一番脚光をあびていると言っても過言ではない志村富男先生をお招きして、講演をお願いいたしました。
そのお話で印象的だったのは、すでに時代は「ポストシャイン」に入っているとのこと。
何でもそうですが、大衆がその存在を認識し、受け入れたものというのは、あの種の人々にとっては、もう「古い」ものになっていくのですね。
ぶどう界もしかり。
でも、消費者の皆様はご自分が知っているものしか買ってくださらないので、それは栽培者は絶対にはずせないものとして栽培したおかなくてはなりません。
しかし、同時に消費者の人たちは、自分と少数の人たちしか「気づいていないもの」というものも求められます。
どんな世界でも、この両者の間で悩みながら、安定経営にむすびつけていくしかないのだな、と感じた講演会でした。
そして、むろん、志村先生は、その講演会参加者の特権として、発表されていない
新品種のぶどうも「乞うご期待」ということで少し情報公開されました。
ついに、「レンタル牛」の「ちゃこ」と「さくら」との最後の日がやってきました。
先日、帰宅拒否した「ちゃこ」。飼い主のK氏がご自分の放牧場から、牛にえさを与える時に使用している機材(?!)を運んできてくれました。
この仕組みは、牛が首をいれているところの柵棒の上の部分が外れるようになっています。
牛が首をつっこんで、えさを食べているとき柵棒の上を固定します。すると、牛は首が抜けなくなってしまうという仕掛けです。
いつもは、強い牛が弱い牛のエサまで食べてしまわないようにするために、固定して、他の牛のえさを食べれないようにするために使用します。
今回は、首を固定して「ちゃこちゃん」の鼻に綱をつけやすくするために使用しました。
しかし、不信感の塊になっている「ちゃこちゃん」、K氏の姿があると絶対に近寄りません。ということで、またまたK氏、日をあらためると・・・
私はその間に、「ちゃこ」との間に信頼関係を復活させるべく、せっせと「ちゃこ」のもとに「じゃがいも」などの貢物を持参し、ちゃこがこの柵をはさまないと、もらえない状態を作りました。
その結果、私を信用した「ちゃこ」はついに
首をつっこんで私からの「貢物」を食べているときに、信頼していた私の手によって「御用」となったわけです。(ごめん、ちゃこ!)
その隣で、「さくら母さん」が柵棒で固定されているのは、単に「娘」のものを食べようとして邪魔だから・・・
「さくら母さん」にも十分あげたのに・・・
カメラマンの腕がよすぎて、ピンボケしています。ごめんなさい。
無加温ハウスの中のシャインマスカットの芽です。「水がまわった」状態になっています。
画像ではよくわかりませんが、枝の先端から水(樹液)がポタポタ落ちている状態です。