イタリア
国名がつくぐらいイタリアでは代表的なぶどうです。香りや味にこれといった特徴はありませんが …
自然の恵みいっぱいのフルーツと野菜
とうもろこしの出荷が終了し、引き続き、ぶどうの出荷で目が回るような日々でした。日中は出荷作業で時間がとれないので、帰宅後にいろいろな記事や写真をホームページにアップしようと思うのですが、いざ帰宅すると食事をしてお風呂に入って、そのままベッドに直行の毎日でした。愛する「家庭内暴力猫」の遊んでくれないと襖をひっかくぞ、の攻撃もなんのそので寝ていました。
今年のぶどうもいろいろなお客様からご注文をいただきました。今年は多品種栽培をしたのですが、前半はお客様に対する宣伝不足で、直接、直売所に来られたお客さまが「えっ、こんなのもあるの」という驚きとともに買ってくださるということが多くありました。後半になってくると、お客さまがお客さまをつれてきてくださるようになり「今は何があるの」と聞いてもらえるようになりました。多品種栽培は大変ですが、でもいろいろなぶどうをお客さまに紹介できるのは、非常にたのしい経験でした。
ぶどうを栽培するのは、大変でしょうと皆様が言ってくださいます。確かに大変ですが、でも、はまってしまうのです。それが証拠に、もう来年のぶどうづくりに思いをはせています。
来年こそは、もっと良いものを栽培するぞ、と。そして、この思いはぶどうを栽培している人に共通のものらしく、後期高齢者と世間では言われているぶどう農家の人も「来年はいいのを作ろうな」と言っていました。
ぶどう栽培の醍醐味は「来年」という言葉を希望とともに言うことができることだと思っています。
トウモロコシの出荷が終了し、今度はブドウの出荷が始まりますが、今はちょうどその切れ目の時です。
昨年は、最後のとうもろこしの出荷とブドウの出荷とか重なって、肉体的にも精神的にもかなりハードでしたが、今年はブドウの生育が遅れている関係で、ここでしばしの休憩が入りました。ありがたいことです。
今年は4月10日にトウモロコシの第一回めの播種をしてから、水やりやなんやかやで、一日が完全に休みになることが今までありませんでした。久しぶりの休日に、嬉しいのですが、哀しいかな、体が仕事モードになりすぎていて、休日はよけいに疲れる感じでした。
忙しくて疲れる、休日で疲れる、うーん、結論としては歳はとりたくない、ですね。私が家にすっといると、困るらしいのがわが愛猫です、日頃、朝早くから夜まで家で一匹で留守番するのに慣れているため、私がずっといると対応に困るらしいのです。日頃は、接触時間が短いので、その時だけ「愛想」をふりまいておけばいいのですが、一日、家におられると、猫も疲れるらしく、ふいと行方不明になってしまいます。猫もプライベートな時間が欲しいのでしょう。でも、不思議なのは、家の中で行方不明になる彼女の「行方」。一体、どこに隠れているのでしょう。探しても呼んでも絶対にでてきません。しばらくして、またどこからか突然、でてくるのです。家族は、この家の隅から隅まで熟知している、本当の家主は愛猫だということで意見が一致しています。