魔法の言葉
息子のオープンキャンパスのおつきあいを終えて帰ってまいりました。いやー、親ばかになりますが …
自然の恵みいっぱいのフルーツと野菜
本日、ピクニツク・コーンの初収穫でした。といっても、お客様用に収穫したのではなく、あくまで農場主と農場長が
責任感で味を確かめるために3本とりました。いやー、甘かった!うちの主力商品の「味来」も甘いが、ピクニックは本当に甘い。種子メーカーさんが、現地点で一番甘い品種です、と言うわけです。
それにしても、予定ではピクニックは八月初めに収穫時期を迎えるはず。異常な高温続きの毎日で、早く熟してるいるようです。
(画像は「味来」です)
—– 昨日の会話です。—–
私 「そろそろ味来14が収穫時期よ」
農場長 「まだ、早い」
私 「だって、雄穂が咲いてから20日だか ら、そろそろよ」
農場長 「まだ、タヌキが来ない」
私 「タヌキの被害があったら熟期と
いう判断?!」
農場長 「あいつらが、一番よく知ってる」
—– 本日の会話 ——
農場長 「昨晩、やられた!」
私 「月曜日から味来14の発送開始よ」
農場長 「これから電気柵をいれてくる」
今日は忙しい日でした。早朝からのトウモロコシの選別と販売。予約のお客さまにトウモロコシをお渡し後も結構な数が残っていました。今日のような休日は、まったく数が読めないのです。予約のお客様分は確実に確保するとして、飛び込みのお客様に「ありません」とは言いたくない私。それで、いつも余分を取ってもらいます。(早朝から畑で収穫するのは、コウジョウチョウの管轄なのです。私は待ち構えてて、選別したり販売したりするのが担当です)。しかし、これって、ひとつまちがうと、飛び込みのお客様が、なかなかいらっしゃらない日は、いつまでも私も仕事が終われないんですよね。休日だから事務所には私の他に誰もいないので、1人で事務仕事をしながら、誰か来てくださらないかな、と待つこともあります。でも、おかげさまで、うちのトウモロコシに、昼過ぎまで「お茶をひく子」たちはいません。今日は、知り合いの社長が、「休日ぐらい早く仕事を終われよ」と言って、あるだけのトウモロコシを全部買ってくださいました。「おいしいから、うちの従業員たちに食べさせてやろう」という社長の心意気が大好きです。
異業種の農業進出の利点として、知り合いが多いことがあります。うちも、もう一つの仕事の方の取引先や関係者の方が贔屓にしてくださり、この季節だとお中元などに利用してもらえます。小さい企業は小さいなりに、この世知辛い時代にも義理人情を貫き通す気構えみたいなものを感じているこの頃です。